小宮山書店で「三島由紀夫展」、 珍品が一堂に

　かつてないボリュームでの「三島由紀夫展　-諏訪コレクション-」が、東京・神保町の小宮山書店ギャラリースペースで2019年８月８日から開催される。長い年月をかけ、丁寧に集められた諏訪精一氏の圧巻のコレクションだ。

　美しい初版・署名本はもちろん、貴重な限定本や肉筆原稿、フォトプリント、映画ポスターから演劇台本に至るまで、珍しい作品の数々が一堂に集まる展示・即売会だ。その中でも特に珍しいのが、世界に2部しか存在しない赤色スウェード装『鍵のかかる部屋』。今後この2冊がならんでいる展示されることはおそらくないと思われるそうだ。会期は1か月を予定している。カタログも限定500部発行。入場無料。

「三島由紀夫展　-諏訪コレクション-」

（BOOKウォッチ編集部）