ジャニーズ事務所のジャニー喜多川社長が2019年7月9日に亡くなり、10日には全国紙でも「評伝」が並んだ。
毎日新聞は「日本人の誰もがその名を知っているのに、ほとんどの人が実像を知らない、極めて珍しい芸能界の住人」、読売新聞は「めったに取材を受けないジャニー喜多川さん」と、あまり表に出なかった喜多川さんの姿を伝える。
朝日新聞はジャニーズに深く食い込んでいることでマスコミ界では有名な林るみ記者が、ジャニー喜多川氏が「写真を一切公開しかったこと」について書いている。それは、オーディションに来た子どもたちに自分が何者か気づかれないようにするためだったという。要するに「顔バレ」していない、白紙の状態でオーディションに臨みたかったということのようだ。
BOOKウォッチではジャニーズ成功の歴史をひもといた『テレビとジャニーズ』(発行blueprint、発売垣内出版)、King & Princeが表紙を飾った「AERA」が異例の重版になったことなどを紹介ずみだ。
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