河出書房新社は2019年7月5日に発売した季刊文芸誌「文藝」2019年秋季号を9日、発売5日で重版することを決めた。売り切れの書店が相次いでいるため。7月19日以降、書店着の予定。同誌の重版は2002年冬季号以来、17年ぶり。
「文藝」は1933年に創刊された日本でも最も歴史の古い文芸雑誌のひとつ。前号より約20年ぶりに大幅リニューアル、2号目にして文芸誌としては異例の重版となった。今号は「韓国・フェミニズム・日本」を特集している。
同社は今回の大きな反響を受け、この特集のテーマをさらに深めた単行本を11月に出すことを決めた。韓国の出版社との合同企画も進行中だという。
BOOKウォッチは同号の内容について、「『文藝』が『韓国・フェミニズム・日本』を大特集」として紹介ずみだ。
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