当局から反対制と見なされた大学教授や弁護士が次々に拘束、弾圧され続けている習近平体制下の中国。
昨今のコロナ禍でも、真相を追求したジャーナリストらが、忽然と姿を消した。当然、政権批判などすれば、命すら危険に晒される。
にもかかわらず、中国本土で勇気をもって発信し続ける知識人13人の「内部告発」を集めたのが本書だ。
たとえば、「中国共産党の存在自体が違法だ」と訴える北京大学の賀衛方教授、「共産党一党独裁の〝毒性〟は新型コロナをはるかに上回る」と喝破する清華大学の郭于華教授、さらにはノーベル文学賞候補として常に名前が挙がる作家の閻連科や残雪などなど、いずれも命がけの言葉を、著者は直接インタビューで明らかにしていく。
本書でしか知ることができない、なかなか日本には届かない中国人の本当の声を聞くことができる。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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