押しも押されもせぬ世界企業の女性育成は、「こうなっているのか!」と驚いた。
あまりに高度でまねできないからではない。逆なのだ。相手が女性社員というだけで、ゴールドマン・サックスが推し進めているのは、昭和の日本企業ならどこでもやってきた男性社員の育成手法の進化系にすぎないのだ。
褒めて、責任感を持ってもらって、がんばらせる。ここまでなら普通だが、肝は社内の人間関係を〝密〟にせよとの教え。同社は手を替え品を替え、女性社員を取り巻く社内の人間関係の構築に力を入れているのだから驚いた。
〝欧米企業〟に影響され、日本の職場の人間関係はどんどんドライになっていると思っていたが、そのドライさゆえに離職につながっている可能性をなんと外資系に指摘されるとは。目からうろこ。ニッポンのサラリーマン必読の1冊。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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