今も昔も、就職活動は、受験勉強とは全く違う。テストで良い点を取れば、平等に入社できるわけではなく、そもそも、テストを受ける機会さえあるかもわからない。「ご期待に添えない」という合否通知を受け取るたびに、自分の人間性を否定された気持ちになり、心にダメージを負う。
本書は、3人の大学生たちの就職活動を通して、「自分に合った仕事とは?」「就職するとは?」「仕事をする意味とは?」を描いた、児童書マンガ作品である。
どのように就職するのか、という実用性をおさえつつも、3人が悩み、苦しみ、自分の進路を見つけていく姿は、読者である小中学生たちにとって、「未来の自分」の姿に重なり、深く感情移入できる物語になるに違いない。
子供だけではなく、就職活動を経験した親御層にとっても、3人の物語は、ぽろぽろと感動の涙がこぼれるものになるだろう。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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