「一寸のネジにも五分の魂だ」
これは本著の冒頭を飾るセリフだ。平成に放送された最終回に42.2%の視聴率をたたき出したお化けドラマは、池井戸潤の小説「半沢直樹」シリーズ4部作」が原作になっている。そこに表現されたビジネスマンの言葉は、食うか食われるかの世界を生き抜く、武士の咆哮のようにも聞こえる。
構成は単純明快で、半沢直樹の名セリフに、現代ビジネスの開拓者、先導者たちのの名言が並んでいる。いらぬ解説はない。
「自分より目下の者には横柄な態度を取るくせに、目上の者にはからきし弱いという男である」
このセリフの対向には、
「器にあらざるものを器に据えると、本人も周囲も不幸になる」(日清食品創業者・安藤百福)
人生、社会を生きていくうえで、道程を照らしてくれることは間違いない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
記事一覧 公式サイト当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?