ブラジルで生まれ6歳でレバノンに移住、17歳で単身パリにわたった孤独な青年カルロス・ゴーン・ビシャラは、ミシュラン再生で頭角を現し、日産のV字回復で世界に名を轟かす。しかし日産に着任した当初から、カネには異常なまでの執着を示し、自分に異を唱えるものはことごとく排除。「カリスマ経営者」の裏の顔は実は「強欲な独裁者」だった。
本書は、電撃逮捕ののち国外逃亡という前代未聞のスキャンダルの主人公ゴーンの素顔を明らかにしながら、相次ぐ不祥事で失墜した権威を大物逮捕で取り戻したかった検察、過去にも独裁者にひれ伏してきた日産の宿痾、日産を支配下におさめていたフランス政府の野望など、「ゴーンショック」の背景と深層、それを取り巻く人間ドラマを赤裸々に描き出す。電撃逮捕のスクープを放った朝日新聞ならではの取材力を駆使した、本格調査報道ノンフィクションだ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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