日本映画が〝娯楽の王者〟として君臨していた昭和30年代、映画会社の中でも勢いがあったのが日活。石原裕次郎、小林旭、赤木圭一郎、芦川いづみ、浅丘ルリ子、吉永小百合...看板俳優たちも若く、威勢がよく、チャーミングでかっこよかった。
その日活で「狂った果実」などを撮った映画監督、中平康の長女で、「日活映画で産湯をつかった」作家の著者が、「真の映画スター」という小林旭と浅丘ルリ子。ともに日活を生え抜きで、「絶唱」「渡り鳥」シリーズなどで共演、実際も恋人同士だった旭とルリ子の魅力、その役者人生をエピソードとともにたどる。
同時に日活黄金時代の輝き、内外の映画トピックスなどから、今日の日本映画界にメッセージも。
スターとは、映画とは何か―。ノスタルジアには終わらせず、それぞれのあるべき姿を追い求める筆致は熱い。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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