目まぐるしく変わるコード進行、多用される転調、予定調和には決して収まることのないメロディー・ライン...。どうにも一筋縄では行かないながらも、あくまでもポップ・ミュージックであり、ジャジーでオシャレでもある音楽性が癖になるスティーリー・ダン。軽く聞き流すこともできるが、掘れば掘るほどハマってしまうのが彼らの音楽だ。
初期は普通のバンド編成だったが、やがてはドナルド・フェイゲンとウォルター・ベッカーの2人が、曲ごとに腕利きセッション・ミュージシャンを起用しながら運営してことになる。彼らの生い立ちからバンドの歴史を追いつつ、各作品の詳細や背景、ソロ昨やプロデュース仕事、関わったミュージシャンたちの紹介や全ツアー記録まで、多くの事項が読みやすい形で記載されている。本書を読んでから聴くこと、さらにまたスティーリー・ダン沼にハマってしまうことだろう。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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