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『里奈の物語』 鈴木大介著

  • 書名 里奈の物語
  • 監修・編集・著者名鈴木 大介 著
  • 出版社名文藝春秋
  • 出版年月日2019年11月30日
  • 定価本体1900円+税
  • 判型・ページ数四六判・568ページ
  • ISBN9784163911328

少女は、物置倉庫で朝を待ちわびる。傍らの幼い妹と空腹に耐えながら―。

実母に棄てられた主人公・里奈は、妹弟と別れて児童養護施設に送られるが、中学卒業を待たずして北関東の故郷を飛び出し、池袋の路上からサバイバルの日々を始める。しかし、裏町を疾走するその姿は、巷間(こうかん)言われる貧困女子のイメージとかけ離れている。自分の力で生き抜こうとする里奈の圧倒的な生命力。家に帰ることこそが「地獄」である仲間の境遇に涙し、、戦う彼女が見いだした答えとは―。

『最貧困女子』等のルポで知られる筆者が初めて挑んだ小説表現。たとえ体を売ろうとも、尊厳まで売っていない少女たちの選択をかわいそうな物語に押し込めたり、差別するのではなく描くには、この形式しかなかったという。感涙とともに、この問題に大きな一石を投じる筆者渾身(こんしん)の初小説だ。

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