「諦めそうになった時に読む本」　大西慎也著

「自分の店を持ちたい」という夢をかなえるため、高校中退を自ら選び17歳で飲食店経営に携わっていた大西慎也さん。右も左も分からないなか予期せぬ事態に陥り20歳で借金1億円を背負うハメに――どん底人生に突然ほうり投げ出された彼だが、数ある苦境を乗り越え、今では播州播磨エリアを中心に年商25億の飲食チェーン経営者として大活躍している。

日頃から年齢職業関係なく誰に対しても明るく接し、自ら学び、熱心に寄り添い続ける業者だが、その姿からは決して想像のできない血の滲むような経験を何度もしてきているのだ。誰もが絶対に投げ出したくなるような状況下でなぜ彼は成功をつかむことができたのか？そんな逆境を乗り越える思考法についてリアルな著者の視点で述べられている。読み進めていけば、この先の人生でどんな困難にぶち当たろうとも、きっと自分のやるべきことや進むべき道が明確に見えてくる。