イギリスは、奥深い。島国という意味では日本と似ていて、その国の成り立ちには興味がそそられる。いったいどのようにして巨大な帝国となったのか―。このイギリスという国を理解するのに、ちょうどよい一冊が登場した。七王国、マグナ・カルタ、バラ戦争、宗教改革、絶対王政、ピューリタン革命、産業革命、大英帝国、鉄のカーテン...国の歴史を平易かつていねいに説いているので、現在までの流れをざっくりつかめて便利。
くわえて、要所要所に「そのころ、日本では?」というミニコラムが設けられており、同時代の日本の様子とセットでイメージがわく。グローバルな世界史の中でのイギリスと日本の位置がすんなり理解できるようになっているのだ。教科書よりもわかりやすい各国史のシリーズの一冊。
既刊として「一冊でわかるアメリカ史」もある。ドイツ史、フランス史...と続刊も予定されている。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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