京都・嵐山の鈴虫寺は、一年中、鈴虫の音色を聞ける寺として知られる。住職の軽妙な説法が人気で、2~3時間待ちの行列ができることも珍しくない。その住職の法話を1冊にまとめたのが本書。「人との違いを受け入れる」「つらいことは思い出さない」「大事なことに、ちゃんと時間をかける」など、心穏やかに生きるヒントが満載だ。
お寺の〝幸福地蔵〟は、願いをかなえてくれることでも有名だ。こんな実話がある。ある娘さんが交通事故で意識不明になり、両親がお寺の幸福地蔵にお参りした。すると、その夜、娘さんの夢にお地蔵様が現れ、その娘さんは無事に意識を回復したのだ。
著名人のリピーターも多く、水樹奈々、片平なぎさ、ゲッターズ飯田らが足しげく寺を訪れるという。
奇跡を起こすお寺の住職の話だがら、読むだけで御利益預かれるかもしれない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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