世界を歩くと、日本に「憧れ」を持っている人が多い。しかも、裕福な階層の人間ばかりでなく、庶民のなかにも、日本を愛する人たちはあふれている。なぜだろうか。
著者は実際に、ノンフィクション作家として数多くの国々の路地裏を歩き回り、さまざまな人々との交流を重ねてきた。そのエピソードは、ほほえましくて、心がほっこりし、なおかつジワリと胸に染みて、深く考えさせるものばかり。たとえば著者は、ルーマニアの少年のこんな言葉を紹介する。「日本か。素晴らしい国なんだろうな。まるで夢の国みたいだ。行ってみたいけど、僕には一生、絶対に無理だな。世界は不公平だね」。
紛争、貧困、小さな幸せ...。そんな日常のなかで「日本が好き」と語る人々が教えてくれるのは、日本人が考えたこともない、「世界と日本」の真実の姿だった。老若男女必読。心が震える感動の紀行エッセー。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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