私たちの社会では、管理する側に都合のよい「イヌ型」人間ばかりを育ててきた。その結果、和を乱さず、愚直に働くだけの労働者だらけになってしまったといえるだろう。だが、グローバル化とIT化、AI化が進行している今日、生産性、国際競争力の急速な低下に象徴されるように、「イヌ型」人間が通用しなくなっている。
一方、欧米では、学校でも企業でも自発的に行動できる人材の育成にいっそうの力を入れている。わが国でも、学校教育や地域活動、ビジネスの世界で「ネコ型」、つまり自らが自由に自発的に行動できるようにしたところ、別人のようにやる気を出し、倒産寸前の会社がV字回復したり、弱小少年野球チームが常勝軍団に、さらに中学校で不登校が激減したという。
では、「ネコ型」人間を育てるには、どのような関わり方や環境づくりが必要か。国内外の多くの事例を盛り込みながら日本人の行動様式の根本的な転換を説く。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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