尖閣諸島周辺にしつこく出没する中国公船には日本も必死に対抗する。一方で北の大地が中国資本によって"爆買い"されていることは野放し状態だ。本書は、合法的な土地取得の形で、日本の領土が侵略されている実態を暴いて警鐘を鳴らす。著者は、新聞協会賞を受賞した産経新聞編集委員だ。
著者が元高級官僚から「北海道が合法的に中国に乗っ取られるかもしれない」と聞いたのは2015年。それを端緒に、村ごと中国系企業に買われたという日高山脈のふもとの村を取材した。住民からは「命に気をつけろ」と、警告までされたという。取材を進めるうちに、有名な星野リゾートトマムも中国系企業の手に渡っていたり、中国人専用のゴルフクラブができていたり、すでに東京ドームの1000個超の北の大地が虫食いのように中国化していることが明らかになった。このままでは北海道は中国32番目の省になる!? それでいいのかと強く警告する。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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