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『ようやく「日本の世紀」がやってきた』日下公人・馬渕睦夫著

  日本の未来を読み解くことに定評がある評論家で作家の日下公人氏と、世界の事象に精通する元ウクライナ大使、馬渕睦夫氏による初めての対談が実現した。
 英国のEU離脱に始まる世界の大変動期を迎えた現代、グローバリズムの「ひずみ」と「きしみ」があちらこちらから聞こえてきている。この世界の成り立ちと、その背後にある巨大な金融ユダヤの存在について、両氏は喝破する。国家に金を貸し牛耳ってきた者が、歴史を作ってきた。だが、マイナス金利で世界は変わる。そして、その潮流の中で、日本型信用社会こそが理想だと説く。契約社会と信用社会の折り合いが絶妙なのだ。
 「世界で今、まともな国は日本しかない」-本書に込められた、このメッセージこそ、現代の福音(ふくいん)となる。先行き不透明な時代に生きる現代人にとって必読の一書といえるだろう。 

書名:ようやく「日本の世紀」がやってきた著者:日下公人・馬渕睦夫発行:ワック定価:920円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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