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「スポットライト 世紀のスクープ カトリック教会の大罪」ボストングローブ紙<スポットライト>チーム編

  このところ某週刊誌のスクープ連発が話題となっている。本紙も含めてマスコミの報道とは、ひとつの疑問から始まる”調査報道”が基本である。
 本年度のアカデミー賞の作品賞・脚本賞を受賞した映画「スポットライト」は、そんな調査報道にあたる特集班の奮闘を描いている。
 彼らが追ったのは、ボストンで起こった神父による児童への性的虐待事件。ひとりの神父が犯した事件を調査するうちに、実は虐待神父は他にも大勢いることが判明、さらにそれを教会が組織ぐるみで隠蔽していた事実が浮かびあがってくる…。
 教会という神聖かつ巨大なものへ、ペンで立ち向かった記者たち。本書は、彼らが真実を暴き、それがアメリカ全土ひいては世界中へと広がっていったことをあますことなく記している。ピューリッツア賞に輝いた報道チームの迫真のノンフィクション。

書名:スポットライト 世紀のスクープ カトリック教会の大罪
著者:ボストングローブ紙<スポットライト>チーム編
発行:竹書房
定価:1600円+税

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産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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