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「知って得する年金のもらい方」磯村元史著

  20年後には年金の受け取り額が3割ほど減るとの覚悟が必要、と警鐘を鳴らす著者。日本の年金制度の裏表を知り尽くした専門家が、年金のもらい損ねを防ぎ、人生90年時代のお金の準備についての心構えを説く。
 そもそも公的年金や準公的個人年金は、自ら請求をしないと受け取ることができない。そこで大切なのが、年金記録に漏れや誤りはないかの確認。「年金手帳?ねんきん定期便?どこかにあったような…」と、うろ覚えなら、日本年金機構のウェブサイト「ねんきんネット」で確認するという手も。
 公的年金の先細りを補完し、「自分で何とかする」準備として貯蓄・投資・保険それぞれの長所短所について具体的に説明している。
 著者は日本年金機構の元理事。50年以上、年金業務に携わってきた経験から、将来の年金に漠然とした不安を持つサラリーマンにこそ読んでほしいとの思いで書き上げた1冊。

書名:知って得する年金のもらい方
著者:磯村元史
発行:プレジデント社
定価:1300円+税

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