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「日本の山を数えてみた データで読み解く山野秘密」武内正・石丸哲也著

  日本で一番高い山は富士山。では二番、三番、一番低い山は?日本で一番、山の数が多い自治体は…など全国の山を調査・分析したデータと解説から構成されている山岳データブック。
 データは、全国の地形図4400枚に記された山を6年がかりで、すべて精査した武内氏によるもの。全国、自治体別にまとめられた標高、山の数、〇〇岳と〇〇山の違い、干支がつく山、人名の山…など多岐にわたる切り口で集計、リストアップされ、東日本大震災で標高が変わった山も収録されている。
 本文は、本紙で「55歳からの百名山」(月曜)を連載中の石丸氏が担当、各データの分析、エピソードが記され、山の知られざる一面が浮かびあがる。山のトリビア、山行計画のヒントも記され、読み物としても楽しめる。来年から、8月11日は「山の日」として祝日になる。登山人気が高まるなか、「山」をより深く理解するための1冊だ。
 

書名:日本の山を数えてみた データで読み解く山の秘密
著者:武内正・石丸哲也
発行:ヤマケイ新書
定価:800円+税

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産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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