アフロヘアの女性記者として、一躍注目された稲垣えみ子さん。彼女は、福島の原発事故をきっかけに、家電製品をひとつずつ手放していくという「実験」を始めた。テレビ、掃除機、電子レンジ、冷蔵庫などなど。「個人的脱原発計画」である。そうして手に入れたのは、面倒さと裏腹の「爽やかさ」だったという。
稲垣さんの父は家電販売会社の営業マンで、新しい家電製品を次々にマイホームに導入するのが誇りだったという。稲垣さんは自らを「家電の子」と呼ぶ。その「家電の子」が50歳を超してから、家電を追放する暮らしを始めたのだ。そうした流れで、会社まで辞めてしまった。
前著『アフロ記者が記者として書いてきたこと。退職したから書けたこと。』『魂の退社』に続く稲垣モノの第3弾。家電のない生活は面倒が多いが、「面倒くさいことを味わい尽くす」と、発想の転換をよびかける。月の電気代は150円という究極のエコライフには、ヒントも多い。
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