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子規と谷中・根津・千駄木かいわいへの愛

書評掲載元:中央公論 7月号 著者インタビュー

子規の音

 著者は地域雑誌「谷中・根津・千駄木」を創刊、長く編集に携わった。雑誌で正岡子規の特集を組み、根津の地理がよくわかる句が多いことに気がつき、20年がかりで本書を書いたという。  汽車過ぐるあとを根岸の夜ぞ長き  著者にとって『鴎外の坂』『一葉の四季』『千駄木の漱石』に続く作品となった。「谷中・根津・千駄木」(やねせん)の取材でつちかった土地鑑が生き、明治の作家たちへの愛情が感じられる。  「漱石、鴎外は、最近でも新版の全集が発行されているのに、彼らにまさるとも劣らない文学者である子規の全集は七〇年代に出たものが最後で、それも絶版なのです」と残念がる。本書によって、子規への関心が高まることを期待したい。
  • 書名 子規の音
  • 監修・編集・著者名森まゆみ 著
  • 出版社名新潮社
  • 出版年月日2017年4月13日
  • 定価本体1500円+税
  • 判型・ページ数B6判・128ページ
  • ISBN9784000296601

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