いわゆる「首都圏連続不審死事件」で死刑が確定した木嶋佳苗を思わせる人物、梶井真奈子(カジマナ)を週刊誌の女性記者が取材するという設定で始まる。
評者の東えりか氏は「木嶋佳苗の自伝的小説『礼讃』を読んだとき、彼女の異常なまでの研究熱心さに驚愕したことを覚えている。食だけでなく、文化や歴史、経済など」と記す。そのまじめさをフィクション化し、まったく別の主人公を本書はみごとに造形したのだ。
モチーフだが、モデルではない。簡単なことであるが、書評によると、「木嶋佳苗は怒っている」そうだ。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?