人体には「免疫」という機能が備わっているが、その「免疫システム」の約80%を「腸」が担っていることが近年明らかになった。それは腸がさまざまな病気に関係し、腸の健康こそが身体全体の健康に直結することを意味する。本書では「腸管免疫」のメカニズムを最新知見を基に説明。腸の知られざる機能や自律神経との関係、腸をきれいにするための生活習慣や食生活、またコロンハイドロセラピー(腸内洗浄)なども紹介する。
【目次】
はじめに
序章 汚れた腸が健康を破壊する
第一章 腸は栄養分や水分を吸収する大切な臓器である
第二章 腸は病気を防ぐ「免疫システム」を備えている
第三章 大腸の汚れはあらゆる病気の引き金になる
第四章 大腸をきれにすれば病気にならない
あとがき
【著者プロフィール】
澤田幸男(さわだ・ゆきお)
1957年生まれ。澤田肝臓・消化器内科クリニック(兵庫県)院長。兵庫医科大学、同大学院医学研究科修了。専門は消化器内科。
神矢丈児(かみや・じょうじ)
1964年生まれ。神矢内科胃腸クリニック(大分県)院長。大分医科大学(現・大分大学医学部)卒業。専門は消化器外科。
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