アメリカのファッションサイト「Nasty Gal」の創始者、ソフィア・アモルーソ。いまや資産価値100億円超の企業に成長させた手腕の持ち主だが、ティーンの頃は、驚くほどの不良だった。盗みやゴミ箱あさりと最底辺の生活を送っていた。
そうした生活に終止符を打ったきっかけは、イーベイでの古着の販売だった。自らコーディネートし、ファッションの提案をする。モデルも自分でやった。出品した商品が次々に売れ、販売アイテム数を増やしていった。
その後イーベイでの販売ができなくなったことから、「ナスティ・ギャル」のECサイトを立ちあげる。それが躍進への大きな一歩となった。顧客の声を丹念に拾い、サイトの活性化をはかると、そのユニークさ、クールさが人気を呼び、女の子たちから絶大な支持を得るようになる。
ネット上で「ナスティ・ギャル」スタイルといわれるまでに、そのファッションスタイルは認められ、ビジネスモデルも確立した。売上高は急拡大し、社員も急増、銀行や投資家もやってきて、会社は総資産100億円超の企業にまで成長した。
そしていま、GIRLBOSSとして生きるソフィア・アモルーソにあこがれる女の子たちから、彼女はカリスマとして仰がれている。
書名:#GIRLBOSS 万引きやゴミあさりをしていたギャルがたった8年で100億円企業を作り上げた話
著者:ソフィア・アモルーソ
訳者:阿部寿美代
発売日:2015/3/19
定価:本体1700円(税別)