最近疲れやすくなったと思いませんか？ 寝つきが悪かったり、風邪を引くと、なかなか治らなかったり、鏡を見るといつの間にかしわが増えていたり、原因は若返りホルモンと呼ばれる各種ホルモンの分泌が抑制されているためです。
若返りホルモンとは何かといえば、まず有名どころでは、成長ホルモン。子供だけが分泌されているわけではありません。大人も分泌されていて、筋肉や骨の量を保つ役割を担っています。それだけではなく、ほかにもたくさんあります。
たとえばこんな感じです。
・メラトニン 体のリズムをつくる。免疫力を高める作用、抗酸化作用（老化を促す活性酸素を消去）がある。
・セロトニン 体のリズムをつくる。ストレスを抑え、興奮や不快感を鎮める。
・DHEA いま大注目のホルモン。女性ホルモン（エストロゲン）、男性ホルモン（テストステロン）のもとになる
・エストロゲン 女性ホルモン。女性らしい体をつくる。つややかな肌や豊かな髪をつくる。
・テストステロン 男性ホルモン。生きる力、前向きな気持ちを生み出す。
これらのホルモンの分泌量を増やせば、あなたの不調のもとを断つことができるのです。では、どうやって？
本書では16の方法を提案しています。たとえば、
●１回10分ずつ1日3回、ステップ運動（踏み台を上り下りするだけの簡単な運動）を行う。
●自宅でのパソコン作業は夜から朝に変える。毎朝決まった時間に起きる。
●朝、昼15分ずつ太陽の光を浴びる。
●１日30分くらい笑いを求めて大いに笑う。
●白米ごはん、食パンを減らし、大豆、魚を１日１食以上食べる。
など、だれでも実践しようと思えば容易にできる方法です。面倒がらずに習慣づければ、3か月後、6か月後には、体調はよくなり、肌のハリが出てきたなど実感が得られるはずです。
書名：3か月で見違える！「若返りホルモン」をぐんぐん増やす16の習慣
著者：満尾 正
発売日：2013/8/30
定価：1,470円（税込）
