ラファエロの傑作《大公の聖母》が日本にやってくる!しかも聖母子像15点を含む、珠玉のラファエロ作品が20点日本にやってくるのだ。ルネッサンスのグラツィア(優美)と称されるラファエロ。彼の絵は、のちの画家たちに繰り返し模倣され、ラファエロは神として崇められたという。今回、紹介する書籍『ラファエロの世界』はラファエロの傑作147点を一挙に収録したお得感たっぷりの小画集だ。あまり知られていない初期の作品から有名な聖母子像、《アテネの学堂》をはじめとする連作壁画、細密な素描など知られざるラファエロの画業を目にすることができる。監修はルネッサンス研究で有名な池上英洋氏。わかりやすい解説は必見だ。
書名/ラファエロの世界
監修/池上英洋(いけがみ・ひでひろ)
定価/2200円+税