2000年より成人の日と4月1日の新社会人の入社の日にサントリー新聞広告に掲載された23の熱きメッセージ。
「大人になるとは?」「働くとは?」というシンプルだけど、だれもが一度は向き合わざるを得ない人生のテーマを考える上でヒントになる言葉が満載。若者ばかりでなく、人生に迷っている人、部下を抱える会社員の人々にも必読の一冊です!
http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-771488-3&mode=1...........................................................................................................新しい人よ。
今は力不足でもいい。しかし今日から自分を鍛えることをせよ。
それが新しい社会人の使命だ。
それが新しい力となり、二十一世紀の奇跡を作るだろう。
ハガネのような強い精神と、
咲く花のようにやさしいこころを持て。
苦しい時に流した汗は必ず生涯のタカラとなる。
(東日本大震災直後、2011年4月1日掲載分より抜粋)
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<新成人編>
「主張せよ。」
「君は誰ですか。」
「二十歳のポケット。」
「新しい君の手に。」
「君の目に映るもの。」
「二十歳の青空。」
「平然と生きる人であれ。」
「世界を見よう。真実を知ろう。」
「パパとおやじから。」
「風の中に立ちなさい。」
「孤独を学べ。」
<新社会人編>
「空っぽのグラス諸君。」
「抵抗せよ。すぐ役立つ人になるな。」
「熱い人になれ。」
「誇り高き0であれ。」
「生きる力をくれたまえ。」
「人がまずあるのだ。」
「豊かな森を作ろう。」
「仕事の喜びとは何か?」
「その仕事はともに生きるためにあるか。」
「千載一遇。汗をかこう。誇りと品格を持て。」
「ハガネのように 花のように。」
「落ちるリンゴを待つな。」
【著者プロフィール】
伊集院静(いじゅういん・しずか)
1950年山口県生まれ。立教大学文学部卒業。
CMディレクターなどを経て、81年『皐月』で作家デビュー。
91年『乳房』で吉川英治文学新人賞、92年『受け月』で直木賞、94年『機関車先生』で柴田錬三郎賞、02年『ごろごろ』で吉川英治文学賞受賞。
近著に『いねむり先生』『星月夜』『大人の流儀』『続 大人の流儀』など。
書名:『伊集院静の「贈る言葉」』
著者:伊集院静
発売日:2012年10月26日(金)発売
定価:893円(税込)