未曾有の大震災を経験した日本。津波を知りながらにげなかった人たち、原発破壊を聞いても土地をはなれることをためらった人たちがいました。
災害列島の日本では、これまでも、そしてこれからも、自然災害や原発事故にそなえての生活を強いられます。
台風による豪雨や土砂災害、高潮・竜巻・火山噴火など、われわれを取り巻く環境は危険に満ちています。
「にげること」は「積極的に生きること」。
「にげる」へのわだかまりを解消することで、一人でも多くの貴い命が助かるよう全ての人に提案しています。
災害の種類や規模に応じた具体的な避難方法を子どもにも分かりやすく解説。
イラストはデザインの分野で防災の可能性を追求し続けている株式会社GK京都です。
子どもに興味を持ってもらえるよう、親しみやすく美しいイラストが展開されています。「災害の危険評価表」など資料も掲載。
【広域豪雨の場合】
【集中豪雨の場合】
【ゲリラ豪雨の場合】
【山で有害な虫や大型動物と出合った場合】
【土砂災害の場合】
【高潮の場合】
【竜巻の場合】
【インフルエンザが流行中の場合】
【火山噴火の場合】
【津波の場合】
【原子力発電所事故の場合】
書名:にげましょう 災害でいのちをなくさないために
著者:河田 惠昭(著)/河田 惠昭・GK京都(編)
発行年月:2012年4月
定価:1,365円(税込)