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南仏で暮らすベストシーズンは? 在住日本人エッセイストが紹介

季節で綴る南フランス213

 2024年1月9日、南仏の暮らしを紹介する本『季節で綴る南フランス213 南仏の美しい田舎町としあわせ暮らし』(イカロス出版)が発売された。

『季節で綴る南フランス213 南仏の美しい田舎町としあわせ暮らし』町田陽子 著(イカロス出版)
『季節で綴る南フランス213 南仏の美しい田舎町としあわせ暮らし』町田陽子 著(イカロス出版)

「いつか南フランスを訪れてみたいけれど、今すぐには旅行に出られない......」。「憧れの南フランスの暮らしをのぞいてみたい」。

 本書は、そんな想いを持つ人に向けて、プロヴァンスやコート・ダジュールの魅力を紹介する1冊。ページをめくりながら、彩り豊かな南仏に一年にわたり滞在している気分を味わえる。

213のエッセイを収録

 プロヴァンスの小さな町に暮らすエッセイストの町田陽子さんによる、213のエッセイ&写真を掲載。さまざまな花や木が芽吹く春、夜のイベントが増える夏、おいしい食べ物が特に増える秋など、季節の移り変わりが表現されている。

 また、エッセイストならではの視点で、南仏に暮らす人たちの考え方や暮らし方にも触れている。エッセイは1ページずつ完結しているため、忙しい毎日の中のちょっとした休憩タイムに、好きなページから好きな分だけ読んで楽しめる。

紙面イメージ

南仏の町の何気ない日常のシーン、人々の暮らしの様子をご紹介します。
南仏の町の何気ない日常のシーン、人々の暮らしの様子をご紹介します。
その季節ならではの果物や野菜、料理なども知ることができます。
その季節ならではの果物や野菜、料理なども知ることができます。
日本とは異なるフランスの習慣、生活の様子を紹介するエッセイも。
日本とは異なるフランスの習慣、生活の様子を紹介するエッセイも。

■本書の構成
【春のはじまり】
no.001 1輪の春告げ花に心躍る/no.002眺めのいい部屋/ no.003 一年の幸せを願ってクレープを ほか
【春】
no.021 私のパワースポット/no.022 アスパラガスはシンプルイズベスト/no.023 テラスを飾る楽しみと悲しみ ほか
【初夏】
no.049 "幸せを運ぶお守り"を贈る/no.050 カウボーイがアルルに集まる日/no.051 南仏には黄色い花が似合う ほか
【盛夏】
no.086 太陽との闘いの季節/no.087 ラベンダー色の風が吹く場所/no.088 黄金に輝く雫 ほか
【初秋】
no.133 シルバー・ヴァカンスシーズン/no.134 ワインフェアと収穫と/no.135 宝石みたいな初秋の果物 ほか
【秋】
no.161 コロブリエールで栗と音楽/no.162 ハーブの花を追いかけて/no.163 奇想天外なマントンの「結婚の間」 ほか
【冬】
no.188 ノエルのために麦の種をまく/no.189 壮大なジオラマ「クレッシュ」づくり/no.190 ほかほかにあたたまる幸せのマルシェ ほか


■町田陽子さんプロフィール
まちだ・ようこ/エッセイスト。愛知県生まれ。大学卒業後、東京で書籍、女性誌、美術誌などの編集にたずさわる。2008年に渡仏。現在、南仏プロヴァンス地方の町リル・シュル・ラ・ソルグ在住。築120年以上の家を大改築したシャンブルドット(宿)「ヴィラ・モンローズ」を夫とともに営むかたわら、ライフスタイル、食、旅などのテーマを中心に執筆を行っている。アンティークのコレクターでもある。著書に『ゆでたまごを作れなくても幸せなフランス人』(講談社)、『南フランスの休日 プロヴァンスへ 最新版』『南仏の台所から プロヴァンスのいつものごはん』(イカロス出版)がある。


※画像提供:インプレスホールディングス

  • 書名 季節で綴る南フランス213
  • サブタイトル南仏の美しい田舎町としあわせ暮らし
  • 監修・編集・著者名町田 陽子 著
  • 出版社名イカロス出版
  • 出版年月日2024年1月 9日
  • 定価2,200円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・240ページ
  • ISBN9784802213844

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