モラハラ夫の不倫相手は、とんでもないメンヘラ女だった――。
嘘みたいなホントの話。
KADOKAWAから発売された『夫のメンヘラ不倫相手がとんでもない爆弾でした』(原案:ママ探偵、漫画:善哉あん)は、探偵事務所の社長で不倫問題のスペシャリストである「ママ探偵」が実際に関わった案件の中から、インパクトが強すぎたメンヘラな不倫女性のエピソードをコミック化したもの。
西川サナエ、32歳。25歳のとき、社内恋愛の末に夫のマサカズと結ばれて寿退社し、いまは専業主婦をしている。不妊治療中で、排卵日をチェックして夫と子作りしていたが......。最近どうも、夫の様子がおかしい。
「ねぇ そろそろ排卵日かも!」
「わりぃ 今日は飲み 遅くなるし友達の家に泊まるわ」
「明日の通院付き添ってくれるって...」
夫も初めは不妊治療に協力的だった。しかし、義務的な行為に萎えてきたのか、次第に付き合ってくれなくなった。そして近頃、夫の帰りが遅い。誰かとアプリで会話していることも増えた。
これはあからさまに怪しい。疑いを持ったサナエは、夫の部屋を探ることにした。すると、クローゼットの中にいくつか使ったと思しきコンドームが......。不妊治療中のいま、西川家で避妊をする必要はない。レシートを見ると、コンドームを買ったのは1週間前だった。
クロ確定。ショックを受けたサナエは現実を信じられず、ひとまず様子を見ることにする。数日後、夫は3日間の出張に出かけた。もしかして、浮気相手と旅行でも? まさかそんなことはないだろうと思いつつ3日後、帰宅した夫のバッグを開けてみた。すると、今度は知らないブラジャーが......!
こんなものを見せられては、さすがに黙っていられない。「コレ どういうことよっ?!!」と、サナエは夫に詰め寄る。口論の末、夫は不倫を認めた。認めた上で、耳を疑うようなことを言い出した。
「確かに関係を持った でも...どっちも愛してるんだ お前への愛がなくなったわけじゃない!」。「は?」。予想の斜め上をいく物言いに、サナエはあっけにとられる。
「お前は妻として あの子は恋人として それぞれ愛してるんだ だから...俺を見守ってほしい お前は心が広いからできるだろ?」
「なんで? なんで?」
一体なぜ、サナエが不倫を容認する話になっているのか。自分には不倫を認める「心の広さ」を求められているらしい。戸惑うサナエを、夫は慰めてきた。「わかる つらいよな...」
浮気当事者の夫になぐさめられ、よくわからない言い訳をされている。こんなめちゃくちゃな状況でも、サナエは何も言い返せない。夫をまだ愛していたし、夫があまりにも堂々としていたからだ。
モラハラ男と化した夫の口車に乗せられ、半ばマインドコントロールのように不倫を容認させられた。心をズタズタに引き裂かれ、サナエはついに探偵事務所のドアを叩く。調査開始から1週間。証拠写真に写っていたのは......。サナエは地獄に突き落とされた。そして、前に進む覚悟を決める。
タイトルにあるとおり、夫の不倫相手というのがとんでもないメンヘラで、ストーカー、監禁......と数々の奇行を始めるようになる。モラハラ夫とメンヘラ女、このとんでもないコンビがたどりつく結末は――?
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