両親は私を見てくれないから、「いい子」でいるしかなかった――。
あなたの生きづらさ、本当は見過ごされてきたのかも。
2023年3月30日、ネコゼさんの原作をモンズースーさんが漫画化したコミックエッセイ『家族から放置されて発達障害に気づかないまま大人になりました』(KADOKAWA)が発売された。
幼い頃から強迫性障害を患っていたネコゼさんは、治療を続けて大人になったある日、転院を機に医師から「発達障害って言われたことない?」と告げられた。
さらに、今まで気づかれなかったのは両親からネグレクトを受けていたからで、強迫性障害はそのストレスによる二次障害の可能性があるという。
ネコゼさんは、このことをきっかけに自分を責め続けた過去と向き合い、これからの生き方を模索していく。娘が病気になっても関心を示さない父に、明らかに様子がおかしくなっていく娘に気づきながらも、医者に任せ放置した母。もしかして、あれはネグレクトだったのか――。
本書は、発達障害と診断されたネコゼさんが、両親からネグレクトを受けていた事実を受け入れて、「家族に嫌われたくない」という呪いから自由になるまでを綴った実録コミックエッセイだ。
■モンズースーさんプロフィール
長男を出産後、ADHDと診断される。第29回コミックエッセイプチ大賞を受賞。著書に『生きづらいと思ったら親子で発達障害でした』シリーズがある。
■ネコゼさんプロフィール
転院を機にADHDの混合型、アスペルガー症候群のグレーゾーンと診断される。自身の過去を振り返って執筆した作品で魔法のiらんど大賞2021コミック原作大賞 実話・エッセイ部門特別賞を受賞。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?