生年月日から12種類の動物キャラクターを占う「動物占い(R)」。遊んでみたことがある人もいるかもしれない。動物占い(R)は「個性心理学」とも言い、「世界最大の統計学」とも言われる四柱推命がベースとなっている。
個性心理学(動物占い(R))は、実は仕事にも使えるのだという。生命保険代理店を営む辻盛英一さんは、かつて個性心理学にもとづいた営業やアドバイスを心がけ、13年連続でトップの成績をおさめたそうだ。
カギは人間関係。仕事や家庭の悩みの多くは、人間関係が原因だ。そこで個性心理学を使うと、相手の生年月日を知るだけで、相性や「こう接すると動いてもらいやすい」といったことがわかり、関係が円滑になる。そのノウハウを教えてくれるのが『仕事は「個性」で決まる 相手の個性に合わせて仕事をすれば、すべてうまくいく』(あさ出版)だ。著者は辻盛さん、そして個性心理学の創設者・弦本將裕(つるもと・まさひろ)さんだ。
動物占い(R)では、以下の12の動物キャラクターに分類している。個性心理学ではさらに細かく60分類にしているが、本書ではわかりやすく12分類を扱っている。
「狼」「こじか」「猿」「チータ」「黒ひょう」「ライオン」「虎」「たぬき」「子守熊(コアラ)」「ゾウ」「ひつじ」「ペガサス」
自分の動物は、以下のサイトから無料で調べることができる。
https://sec.charanavi.jp/charasma/
12の動物は、次の3つのグループに分けられる。
MOON:人間関係を重視する。
こじか、黒ひょう、たぬき、ひつじ
EARTH:地に足の着いた現実主義者。
狼、猿、虎、子守熊(コアラ)
SUN:自分の感性を大事にする。
チータ、ライオン、ゾウ、ペガサス
本書によると、この3分類が仕事に使えるのだそう。たとえば、シフト制の職場では、日勤をMOON、夜勤をEARTHなどグループごとに固めると、相性がいいので派閥やトラブルが発生しづらくなる。
また会議では、真っ先に意見を言いがちなSUN、他人の意見を汲み取って話すのが得意なMOON、具体性のあるEARTHという特性を生かして、こんな流れにすると効率的だそうだ。
EARTHが報告する。
→EARTHが「どう思いますか?」とSUNに質問する。
→SUNの意見が出たのち、MOONがまとめる。
でも、相手の生年月日がわからない場合は? 本書によると、MOON・EARTH・SUNの3分類であれば、商品のパンフレットなどを見せた時の反応でおおよそ推測できるのだそう。見分け方は、ぜひ書籍で。
本書では、12の動物それぞれの個性の解説はもちろん、グループ別のプレゼンを通りやすくする方法、帰属意識を高める方法などの実践テクニックが紹介されている。仕事や人間関係に悩んでいる方は、試しに自分と相手の動物を調べてみては。
■弦本將裕さんプロフィール
つるもと・まさひろ/学習院大学法学部卒業。一般社団法人 個性心理學研究所総本部 理事長、個性心理學研究所 所長、株式会社キャラナビ・ドット・コム 代表取締役。
■辻盛英一さんプロフィール
つじもり・えいいち/(株)ライフメトリクス 代表取締役。大阪市立大学経済学部卒業、三井住友銀行を経てアリコジャパンに入社。銀行、保険ともに数々表彰されタイトルを獲得。TOT会員。現在は法人専門の保険代理店、株式会社ライフメトリクスを経営する傍ら、営業マン向け研修や講演を多数行い成功を手助けしたり、400社超の企業クライアントに業績向上のスキーム提供を行ったりしている。
当サイトご覧の皆様!
おすすめの本を教えてください。
本のリクエスト承ります!
広告掲載をお考えの皆様!
BOOKウォッチで
「ホン」「モノ」「コト」の
PRしてみませんか?