予約の取れない日本料理店「賛否両論」のオーナーである笠原将弘さんが、毎朝5:30に起きて、3人の子どもたちのお弁当を作っていることをご存じだろうか。その父さん弁当レシピが1冊にまとまった。
お弁当はどれも美味しそうなのはもちろんのこと、品数も多く愛情が詰まっていることが伝わってくる。
2月17日に発売された『笠原将弘の毎朝父さん弁当』(KADOKAWA)では、料理人の知識と工夫に加えて、忙しい毎日の中で発見したことを余すことなく紹介している。
超人気店のオーナーが毎朝5:30起きで子ども3人のお弁当を作り続けていることにも驚かされたが、そのお弁当の詰め方が当然とはいえ、ものすごく美しく食欲をそそるのだ。
忙しいからこそ、晩の自分のつまみ作りのついでに翌日のお弁当作りもするルーティンもできたのだという。ほかにも、お弁当作りに何かと応用がきく食材がわかった。そんな発見も、お弁当レシピの数々とともに紹介されているので要チェックだ。
本レシピ集には、笠原さん的ベスト5弁当や、のり弁、シャケ弁、スぺシャルのっけ弁といったお弁当レシピとともに、卵焼きや卵の変化球おかず、晩酌のアテにもなるお弁当おかずなど盛りだくさんの内容が詰め込まれた。おつまみや普段のおかずにも使える106のレシピが掲載されている。
「毎朝の弁当作りは、3人の子どものことを考える、いい時間になっている」と語る笠原さんの「お弁当自撮り日記」も必見だ。
息子と娘ではお弁当の詰め方を工夫している点も参考になる。笠原さんお墨付きレシピと、心配りを見習ったら、お弁当作りがワンラックアップするかも。本書を手にしたら、お弁当作りの腕が磨かれ、自分も家族も幸せ気分に満たされるのでは。
【もくじ】
■毎朝のお弁当ルーティーン
■私的ベスト5弁当
■息子のリクエストで必ず入れる卵焼き
■卵のおかず変化球
■やっぱり最強、日本の宝! のり弁とシャケ弁
■のっけるだけで絵になる、味わい深くなる スペシャルのっけ弁ベスト5
■晩酌のアテにもなる、お弁当のおかず
■私的定番 助かる食材で作る、毎日のお弁当に、つまみに、 日々のおかずにもなる惣菜
■お弁当の詰め方 息子と娘の違い わが家の場合
■いつも助けられている、買っておくと便利な漬物、ふりかけ
■息子と娘に毎日作っている お弁当自撮り日記 特別公開!
■笠原将弘さんプロフィール
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。一男二女の父でもある。
テレビをはじめ、雑誌連載、料理教室、イベントなどで幅広く活躍。
2013年に「賛否両論 名古屋」を、2019年に「賛否両論 金沢」を開店。
著書は多数で、累計127万部を突破している(2021年時点)。
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