マンガアプリ「Palcy」が今月も8作品全話開放。「アラサーのリアル」描く作品に注目

にこたま

　講談社とピクシブ発の少女・女性向けマンガアプリ「Palcy（パルシィ）」が、1週間に2作品ずつの全話開放を実施中だ。毎週木曜日から1週間限定で、無料チケットを使って最終話まで読むことができる。

　2022年2月の実施スケジュールは以下の通りだ。

2／3～2／9
　『にこたま』（渡辺ペコ）
　『神木兄弟おことわり』（恩田ゆじ）
2／10～2／16
　『好きっていいなよ。』（葉月かなえ）
　『ハピネス』（押見修造）
2／17～2／23
　『シェアファミ！』（日下直子）
　『私の町の千葉くんは。』（おかもととかさ）
2／24～3／2
　『高嶺の蘭さん』（餡蜜）
　『ピーナッツバターサンドウィッチ』（ミツコ）

　以上8作品のなかから、BOOKウォッチ編集部がおすすめの3作品をピックアップしてご紹介しよう。

渡辺ペコ『にこたま』

　交際9年、同棲5年の浅尾温子（あっちゃん）と岩城晃平（コーヘー）。結婚しなくても、今のままで不都合ないと思っていたけれど......。仕事、生活、結婚、子づくり。三十路直前でゆらめく、29歳のリアル。いい年齢だけど大人じゃない。2人の「最後の思春期」は、いったいどこへ向かうのか。

日下直子『シェアファミ！』

　子育てに「協力している」つもりだった遠藤匠は、妻の体調不良で、突然1歳の双子をワンオペ育児することになった。慣れない育児はてんやわんや。そんななか、それぞれ事情を抱えるワンオペパパたちと出会い、現状をなんとかするため一緒に住むことに。新しい「家族」のカタチの物語。

ミツコ『ピーナッツバターサンドウィッチ』

　女性誌「with」の公式WEBサイト「with online」で不動の人気ナンバー1連載。29歳、4人のお仕事女子が繰り広げる、婚活奮闘記。本当にいい男がいる婚活アプリって？　婚活パーティーって実際どう？　彼とのマンネリ解消法は？　with読者へのアンケートや座談会など、リアルなデータをもとに描かれていて共感間違いなし。

※画像提供：講談社

（BOOKウォッチ編集部）

• 書名: にこたま
• 監修・編集・著者名: 渡辺 ペコ 著
• 出版社名: 講談社
• 出版年月日: 2010年1月22日
• 定価: 618円（税込）
• 判型・ページ数: B6判・224ページ
• ISBN: 9784063728736