夏目漱石の不朽の名作、『吾輩は猫である』の初版本のデザインを模した文庫本ブックカバーが「サライ1月号」(小学館)の特別付録に登場した。
刊行当初の明治後期の風合いを存分に楽しめるように、漱石自身もこだわったと言われる初版の原本の装幀をもとに、なるべく忠実に再現した。表紙には上編が、裏表紙には下編がプリントされている。
丈夫で手になじみやすく、風合いのある帆布を使用。内側にはしおりをつけているほか、布の周りは折り返して縫込むことで強度を増している。
お気に入りの本を包んで、年末年始の読書を楽しもう。
特集は、「2022年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』ゆかりの地を探訪。いざ、鎌倉へ」。大河ドラマの舞台となったことで、ますます注目を集めている鎌倉。海と山に囲まれた景勝地としての魅力に加えて、数々の歴史の証人となった古都ならではの美しさが、今もなお息づいている。
今回は大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公となる北条義時(ほうじょう よしとき)を軸に、関連する歴史物語や名刹を巡った。下記では、本誌に登場する3つのスポットを紹介する。
まず、訪れたいのは「宝戒寺」。
後醍醐天皇の勅命により足利尊氏が北条氏の霊を弔うために建立したお寺。もとは北条義時が造営し、歴代の執権のが住む屋敷「小町邸」があった。
見晴らしの良い源氏山公園(げんじやまこうえん)にある源頼朝像も拝んでおきたいところ。
そして、鎌倉に訪れたのならぜひとも味わいたい「ローストビーフの店 鎌倉山」も要チェック。絶品黒毛和牛ロースのローストビーフは、一度は食べてみたい逸品である。
鎌倉の魅力が存分に詰まった「サライ 2022年1月号」。大河ドラマが始まる前に、要チェックだ。
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