可愛らしいペットは、癒しを与えてくれる。ペットとの出会いで生活がガラリと変わった経験のある人も多いだろう。
2021年6月10日、『ピータンと私の十三年間』(パレード)が発売された。
本書では、著者の中村千鶴子さんの家にやってきた、セキセイインコのピータンとの日々が綴られている。娘たちが結婚して家を離れ、夫とのふたりの生活に寂しさと物足りなさを感じていたころ、小さなセキセイインコのピータンを迎えたという。
本の表紙と同じ黄色のピータン。ほっぺが白く、ちょっと首を傾げる姿が愛らしい。
無口で小鳥になど興味がなかった中村さんの夫も巻き込み、ピータンとの楽しくて幸せで愛おしい日々は続いていく。
しかし、そのような時間にも終わりがきてしまう。本書は、最後まで小さな命を見届けた中村さんの回顧録となっている。
本書の刊行に寄せて、中村さんが寄せたメッセージは以下の通り。
動物が好きなみなさんは、それぞれ自分の好きな動物たちと暮らし、動物たちがおこなうしぐさに、日々笑ったり怒ったり喜んだり、嘆いたりと、していらっしゃるでしょう。
そのとき、その時間が、とっても貴重な時間なのですね。
人間とか動物とかに関係ない大切な家族、相棒、生きる仲間なのですものね。
ペットを飼ったことのある人なら、共感できることも多いはず。小さな命との13年間の記録に心がほっこり温まる。
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