スマホやゲーム、PC作業で目が見えにくくなったと感じる人も多いのではないだろうか。実は、近視の進行は大人だけではなく子どもの場合でも深刻だという。
6月10日、『子どもの目が危ない~「超近視時代」に視力をどう守るか』(NHK出版)が発売される。
今年1月のNHKスペシャル「わたしたちの"目"が危ない」は、放送直後から問い合わせが殺到したという。学校の視力検査では本当の近視の実態はつかめず、子どもたちの間ではその倍の規模で「眼球の形が変わる」近視が拡がっているという内容が衝撃的であった。
さらに、コロナ禍でおうち時間が増えたことにより、スマホ・ゲーム・PCに接する時間が増えたことが、ますます近視を進行させてしまう。なんと、番組が600人規模の調査を行うと休校明けには近視の子は3割も増加していたという。
大人も例外ではない。近視は成人でも進行し、「病的近視」になると緑内障に3倍、白内障に6倍、網膜剥離に22倍もかかりやすくなる。
視力については、身近で関心が高いからこそ、「誤った常識」が世の中に蔓延している。一方で、近年の研究で明らかになった新常識や対策の多くは、世の中に十分浸透しているとは言えない。本書では、近視に関する常識を更新させるために最新の情報を提供する。
すでに近視の人にも、今からできる対策を掲載している。その1つが、自分にぴったりのメガネやコンタクトレンズ選び。合わないメガネやコンタクトを使っていると、「ピントが合いづらい」「目が熱い・痛い」といった症状に加えて、頭痛や肩こり、めまいなどの眼精疲労につながるという。しかも、子どもの場合は、近視進行のリスクが高まるとのこと。
視力の低下は多くの年代の人が抱える悩みだ。今の状況からさらに悪化しないよう早めに対策しておきたい。
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