NHKのテレビ番組「おかあさんといっしょ」は2019年で放送開始から60周年を迎えた。10月には長年にわたり創意工夫がなされた歌や人形劇、体操などで子どもと親の情操を育み続けてきたことが評価され、「第67回菊池寛賞」を受賞した。
放送60周年を記念したムック本「放送60周年記念アルバム NHK おかあさんといっしょ お兄さん・お姉さん大集合!」(講談社)には、モノクロ時代の貴重な写真や歴代のお兄さん、お姉さんの紹介など、番組の歴史と魅力がまとめられている。
佐藤弘道さん、はいだしょうこさん、横山だいすけさん、小林よしひささんのインタビューも掲載されていて、2世代、3世代で「懐かしいね~」と盛り上がれる内容だ。
本書の担当編集者は、「放送60周年記念アルバム NHK おかあさんといっしょ お兄さん・お姉さん大集合!」(講談社)の思い出を次のようにコメントしている。
「書庫にうずたかく積まれた段ボール箱。この中にあるものは、歴代のお兄さん・お姉さんのフィルム。その量は膨大で、しかも未分類ときている。やれやれ......。(中略)そんな作業のすえに『これだ!』と思える写真に出会えたときは嬉しかったです。『どんな色がすき』が新曲だった時のおさむさん、ゆう子さんのフィルムを探しあてたときや、初代人形劇『ブーフーウー』の紙焼き(写真)を"発掘"したときは、感動で足が震えました。おそらく4ケタにおよぶ枚数の写真をチェックしていて癒されたことは、お兄さん・お姉さんの笑顔でした。どのお兄さん、お姉さんも、子どもたちに向けた愛情があふれているのです。それは誌面を見れば、読者の方もきっと感じてもらえるのではないでしょうか」
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