女優、歌手など幅広く活躍し、 読書家としても知られる上白石萌音さん。上白石さんが大好きな作家のひとりに挙げる伊坂幸太郎さんの最新長編小説『クジラアタマの王様』のファン代表を務めることになった。
上白石さんにとって伊坂さんは、「何気ない描写が重要なカギとなって物語が転がっていく伏線回収の華麗さ、 会話のおもしろさ、 登場人物の愛らしさ、 そのすべてに夢中になりました。 装丁買いしかしてこなかった私に、 "作家読み"する楽しさを教えてくれたのが伊坂さんです」(「ダ・ヴィンチ」2019年9月号より)だという。
本書について、こうコメントしている。
「夢も現実も結局自分次第だと信じる勇気をもらえます。 真っ向から闘う彼らのことを手に汗握り夢中で追いかけました。進化と深化を重ねた伊坂ワールドが全開です。」
NHK出版WEBサイトでは、二人のQ&Aを実施。作品づくりからプライベートに関することまで、伊坂ファンならば一度は聞いてみたかったことや知りたかったことなど、18点にもおよぶ幅広い内容となった。
「伊坂さんのユーモアが好きです。お好きな芸人さんはいらっしゃいますか?」 という質問に対し
「芸人に限らず、僕にとってのヒーローはダウンタウンさんで、いろんな意味で大きな影響を受けている気がします。松本人志さんの作る映画もすごいと思っています。もちろんほかの芸人さんたちも好きなのですが、 DVDが出るたびに買ってしまうのは、サンドウィッチマン、東京03、バイキングの三組です」
「ふたりきりで語り合うとしたらどのキャラクターとがいいですか?」 「いつも冷静なイメージがあります。テンションが上がるのはどんな時ですか? 「伊坂さんの好きな女性のタイプは!?」
といった上白石さんの"伊坂愛"あふれる直球な思いを込めた質問もある。ふたりの貴重な一問一答を、「NHK出版WEBマガジン」で楽しめる。
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