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大宅賞の城戸久枝さん、初の児童書で戦争の悲劇を伝える 7月18日発売

 『あの戦争から遠く離れて』で大宅賞を受賞したノンフィクション作家の城戸久枝さんが児童書で戦争や残留孤児の問題を語り継ぐ『じいじが迷子になっちゃった----あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)を2019年7月18日に刊行する。本体1600円+ 税。

 城戸さんの父は、中国で3歳の時に親とはぐれた残留孤児で1970年に帰国。城戸さんは76年生まれ。父の激動の半生をテーマに2007年に出版した『あの戦争から遠く離れて』は講談社ノンフィクション賞なども受賞した。

 本書はその児童書版ともいえる、 現代の子どもたちにむけて書きおろした作品。絵は羽尻利門さん。

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『じいじが迷子になっちゃった----あなたへと続く家族と戦争の物語』(偕成社)

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