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芥川賞、直木賞候補11人中、男性は古市憲寿さんら2人だけ

 第161回芥川賞、直木賞(日本文学振興会主催)の候補作が6月17日(2019年)付で発表された。11人の候補のうち男性は前回芥川賞候補になった社会学者の古市憲寿さんと古川真人さんの2人だけ。直木賞の候補が全員女性なのは初めてだ。選考会は7月17日。

 

候補作は次の通り(敬称略)

 【芥川賞】今村夏子「むらさきのスカートの女」(小説トリッパー春号)、高山羽根子「カム・ギャザー・ラウンド・ピープル」(すばる5月号)、古市憲寿「百の夜は跳ねて」(新潮6月号)、古川真人「ラッコの家」(文学界1月号)、李琴峰「五つ数えれば三日月が」(文学界6月号))

 【直木賞】朝倉かすみ「平場の月」(光文社)、大島真寿美「渦 妹背山婦女庭訓(いもせやまおんなていきん) 魂結(たまむす)び」(文藝春秋)、窪美澄「トリニティ」(新潮社)、沢田瞳子「落花」(中央公論新社)、原田マハ「美しき愚かものたちのタブロー」(文藝春秋)、柚木麻子「マジカルグランマ」(朝日新聞出版)

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芥川賞候補の古市憲寿さん©文藝春秋

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