仕事でミスが続き、職場の同僚に迷惑をかけてしまった。
早起きして勉強をしたかったのに二度寝してしまった。
こんな時「私って何てダメなんだろう」「自分は無能だ」と自信を失ってしまいがちです。もしかしたら、特に失敗もミスもしていないのにいつも自信がなく「どうせ私なんて」が口癖になっている人もいるかもしれません。でも、その「落ち込みグセ」と「自信のなさ」は、人生を確実につまらないものにします。
何かあるとすぐ落ち込む。はたから見たら全然ダメじゃないのに、なぜか本人だけが「自分はダメだ」と思っている。『ドMのあなたが人生を100倍楽しくする100のルール』(KADOKAWA刊)の著者・﨑本正俊さんが「ドM」と呼ぶのは、こんな人たち。﨑本さんはこのタイプの人に向けて、本書の中で勇気が出る言葉をつづっています。
もしあなたが何かにつけ「自分はダメだ」と思うなら、それは「本来あるべき自分」や「理想の自分」にとらわれすぎているのかもしれません。
だけど、それらは結局自分の中で作り上げた虚構の自分です。あなたはあなたのままで十分。無理に背伸びしようとするのは、「ダイヤの原石」に金のペンキを塗るような行為だと﨑本さんはいいます。
自信がない人ほど他人の意見を聞きたがったり、周りの目を気にする割に、「できない」だけは自分で決めてしまいます。誰もあなたに「そんなこと無理だよ」なんて言っていないのに、です。
﨑本さんいわく、できない理由は「今はできない」「一人ではできない」「やり方を知らない」の3つしかありません。どれも「やりたい」という思いがあれば乗り越えられる壁です。「どうしたいか」という自分の意志があればどうにでもなるのです
自信のなさは、未来への不安からくるもの。そして不安の原因は「正しい選択」をしなければいけないと思っているからです。
あたりまえですが、人生に「正解」はありません。失敗は「思い通りいかなかった」というだけの話。それで人生が終わってしまうことはありません。失敗しても成功しても自分は自分。そう思えれば不安は消えるものです。
他人の目を気にしてやりたいことをあきらめるのはもったいないこと。同時に「お金がないから」という理由でやりたいことをやらないのももったいないことです。
やりたい、でもお金がない。じゃあどうやってやるか。そこにアイデアが生まれ、情報が集まり、少ないお金で実現できる方法が見つかったり、力を貸してくれる人が現れてお金の問題が解決したりするもの。夢や目標はそうやってかなっていくのです。
◇
「私なんて」「自分には何の才能もない」という思い込みや自信のなさで自分にブレーキをかけてしまっている人を解き放つ言葉の数々が、『ドMのあなたが人生を100倍楽しくする100のルール』にはまだまだ紹介されています。
自分らしく生き生きと、やりたいことには何でも挑戦して、成功も失敗も楽しむダイナミックな人生を送るために、本書は勇気を与えてくれるはずです。
(新刊JP編集部)
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