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運を呼び込める人と損ばかりする人の違いとは?

 成功できる人と出来ない人、その違いは一体どこにあるのでしょうか。人徳、才能、学歴、環境…いろいろな要素が挙げられますが、成功した人の多くは「運が良かった」と振り返ります。

 幸運を呼び込むことができる人には共通点がある。それを教えてくれるのが、「銀座まるかん」の創業者である斎藤一人さんの一番弟子、柴村恵美子さんが書いた『斎藤一人 天が味方する「引き寄せの法則」』(柴村恵美子/著、PHP研究所/刊)です。
 柴村さんは人間関係が良好で、お金にも困らず、なにをやってもうまく人には共通した特徴があると言います。それは運を引き寄せる「エネルギー」に満ちあふれているということ。
 そして、実は少し習慣を変えることで、そのエネルギーを呼び込むことができるようになるというのです。

■エネルギーを集めるにはどうすればいい?
 では、エネルギーを集めるにはどうすればいいのでしょうか。それは自分の「圧」を高めることだと柴村さんはいいます。
 基本的にエネルギーは圧の低いところから高いところに流れ込むもの。ですから、自分自身の「圧」を高めれば、外に向かうエネルギーもより一段と強いものになります。

 「圧」を高める方法はいくつかあります。例えば、挑戦をすること。自分自身が成長をするために、勢いよく動くのです。逆に成長が止まると圧も下がります。
 挑戦は自己を成長させ圧を高める絶好の行動。なにか一つでも、小さなことでもいいから挑戦し続ければ、圧は高まっていきます。
 本書では他にも「成功者をまねる」「大きな声を出す」といった、自分の殻を打ち破る方法が紹介されています。

■自分も相手もよろこぶ言葉を使う
 私たちが日常的に使っている言葉でも「圧が上がる言葉」と「下がる言葉」があります。「圧が上がる言葉」は、使えば自分の圧も、そしてその言葉が投げかけられた相手の圧も上がるという、優れた言葉です。柴村さんはそれを「天国言葉」と呼んでいます。

○天国言葉
「愛してます」
「ついてる」
「うれしい」
「楽しい」
「感謝してます」
「しあわせ」
「ありがとう」
「ゆるします」

 一方で、自分の圧を下げ、さらに相手の圧も下げてしまう言葉もあります。それが「地獄言葉」です。

○地獄言葉
「恐れている」
「ついてない」
「不平・不満」
「愚痴・泣きごと」
「悪口・文句」
「心配ごと」
「ゆるせない」

 ポジティブな言葉を投げかけるほど、お互いに良い効果が生まれます。逆に「ついグチばかり言ってしまう」「人の悪口が大好き」という人は要注意。知らず知らずのうちに運を逃してしまっているかもしれませんよ。

 自分自身のエネルギーを高めるために、特別な努力はあまり要りません。毎日をポジティブに生きて、挑戦し続ければいいのです。最近あまりついてない、悪いことばかり起こる…そんな日々が続いているならば、まず使う言葉を意識して変えてみるところから始めてみませんか?
(新刊JP編集部)

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