■塩分の摂り過ぎはキケン!?
塩分の摂り過ぎは、さまざまな病気を引き起こす原因になるといわれています。代表的なものが高血圧ですが、他にも、心不全、心筋梗塞、脳卒中などの原因の一つとしても知られています。
塩分の取り過ぎが、何となく体に悪いというのは皆さんご存知かと思いますが、命にも関わるような重病を引き起こすこともあるのです。
■減塩レシピ、今でもちゃんと作っていますか?
そこで世の中には、減塩レシピがたくさんあります。そのいずれも減塩効果はあるのですが、こういったレシピって、なかなか続かないと思いませんか?
「味が薄くて美味しくない」
「調味料や材料の分量計算が細かいから、作るのが面倒くさい」
こんな風に思っている人も多いはず。でも、減塩は、毎日続けないと効果を出しませんから、3日坊主になってしまっては意味がありません。
■作るのが超簡単で美味しい減塩レシピとは?
続けられる減塩レシピのコツを教えてくれるのが、管理栄養士であり料理家の小山浩子さんです。
小山さんのレシピは「牛乳たすだけ減塩レシピ」。そう、普段作る料理に、牛乳を加えるだけで、減塩ができるという超簡単レシピです。
牛乳を加えることで味にコクが出て、塩分の元になる醤油・味噌・塩などを減らすことができます。
例えばミルク納豆。納豆1パックに、牛乳を小さじ2加えれば、添付のタレは半量にできます。
牛乳が嫌いな方も多いと思いますが、そんな心配も無用。牛乳の臭みや味は、感じないのです。サバの味噌煮ならば臭みの元になる乳成分が分離していますし、ハッシュドビーフならばケチャップが牛乳の味を吸収してくれるからです。
■すき焼きなら、塩分が4.1gから0.9gに激減!
小山さんによる『高血圧がみるみる改善する! 牛乳たすだけ減塩レシピ』(アスコム刊)は、普段家庭で料理する全60品のレシピを紹介。しかも、減塩効果は大きくなっています。従来のレシピと比較すると、
・すき焼きなら、塩分は4.1gから0.9gへと、なんとマイナス3.2g!
・焼きそばなら、塩分はマイナス1.8g
・カレーは、塩分はマイナス1.5g
・ハッシュドビーフは、塩分マイナス2.3g
・麻婆豆腐は、塩分マイナス2.6g。
減塩が続かず挫折した方は、「牛乳たすだけ減塩レシピ」をトライしてみませんか?
(新刊JP編集部)
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