人がいる場所では口にせずとも、一人になるとついつぶやいていたり、実はダジャレが大好きという人は案外多いのではないでしょうか。
『だじゃれ日本一周』(長谷川義史/著、理論社/刊)には、日本の47都道府県にちなんだダジャレがその地の特産品や観光地などの絵と共に取り上げられており、ダジャレ好きの心をわし掴みにするはず。
たとえば、
・お誕生日をいわってけん(岩手県)
・プレゼントにはギフトけん(岐阜県)
・父さんカバです、ちちかばけん(石川県)
最後のはちょっと...な気もしますが、バカバカしいと思いながらもクスッと笑ってしまうような、ほほえましいダジャレの数々は、自分ならではのオリジナルなダジャレへの意欲をかきたててくれます。
「デイサービス等でレクタイムの時に活用しています。非常にうけています」(ボランティア・75歳男性)
「入院している主人と、私も楽しませてもらおうと買ってきました。本のすみずみまで小さな名産・名物・名所が描き込まれていて、楽しい!」(主婦・70歳女性)
など、本書が絵本にも関わらず60代~70代の層に話題となっている(15万部突破)のも、そのような新しいダジャレを考え出すヒントとなってくれるからかもしれません。
コミュニケーションを円滑にするためのツールとして、またボケ防止に効果があるとも言われるダジャレ。本書にならって自分の出身地や身の回りのことにまつわるダジャレを作ってみてはいかがでしょうか。
最後に、個人的に最も気に入ったダジャレを一つ。
おもしろかった?じゃあはじめからもっかいどう?(北海道)
(新刊JP編集部)
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