中国共産党独裁国家がいま、コロナ禍の混乱に乗じて、なりふり構わず世界を牛耳ろうとしている。
そんな傍若無人な隣国に日本が過度に依存し続けることがどれほど危険なのかを検証し、警鐘を鳴らした1冊だ。
著者は産経新聞の論説副委員長で、かねて中国による「静かなる日本支配」を赤裸々に論証してきた、同社きっての論客である。同著のタイトルにはチャイナマネーに踊らされ、惰眠をむさぼる故国に喝を入れ、活力ある国家になってほしいとの思いを込めた。
注目の内容では「中国の植民地と化したイタリアなど中東欧の惨状」「中国に買収された国連とWHO(世界保健機関)」「サイバー戦の尖兵『五毛党』」などを詳述し、世界が静かに「侵略」されている実態を暴いた。
「ポストコロナ」で日本が生き残るには、やはり「自由」「民主主義」といった共通の価値観を持つ欧米諸国と連携するしかない。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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