米中貿易戦争に関して、保護主義を唱えるトランプを批判し、このままだと世界経済はめちゃくちゃになると憂える議論が日本では多い。さらには「トランプ氏が不利?」(日経9・3)と見る向きもあるが、それはとんでもない錯覚。
本書で、両氏は米国の追加関税を緩和するために中国は人民元安に持って行くだろうと予測。だから為替をそのように操作すれば、輸入物価が上がり民衆の不満も高まり、強烈なインフレが襲いかねない。「そうなれば、中国経済は一巻の終わりです」(石氏)と見る。
「一帯一路」にしても、「サラ金」のごとく高利貸を行い、返済不能になれば投資先の施設を差し押さえていい気になっていた中国への世界の反感は強まるばかり。このままだと中国共産党の一党独裁は2025年までもたないだろうし、自滅させるためにもトランプのファーウェイ潰しに協力すべしと指摘する。
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