「がんばらない練習」　pha（ファ）著

日曜夕方を迎えるたびに憂鬱になる人、無意識のうちに眉間にしわが寄る人、夜なかなか寝付けない人。いずれかの該当者は明らかにがんばりすぎだ。リラックス、リラックス。少し肩の力を抜きませんか？え？抜き方がわからない？そんな方にオススメなのが本書。

著者は京大卒・元ニートの40歳。社交が苦手、やる気が湧かない、決めるのが怖い。社会人として一見弱点だらけだが、弱さを自覚するからこそ、どうすればストレスを感じず、居心地良く、ご機嫌に過ごせるか、独自の方法を編み出した。

「できない部分を消し去ろうとしてがんばりすぎる必要はない。できない部分を愛して受け入れてやることが大切だ」

がんばらばい練習は、まずはダメな自分を認めるところから。認めた先に、一度きりの人生を慈しみ生きる術が見えてくる。